会員展開催まで
当協会は、新潟日報社主催の新潟県美術展覧会(県展)への書道部門の参加を目指して1955(昭30)年に発足した。
1957(昭32)年、県展に書道部門が新設、その後は県展への出品を中心に研究会や講習会が相次いだ。1972(昭47)年、新潟県美術家連盟と新潟日報社が主催する新潟県芸術美術展(芸展)が始まり「春の県展、秋の芸展」と称され斯道を志す者の登竜門として定着する。
やがて、その二つの公募展とは別に協会自身による展覧会を開催すべきとの声により、1979(昭54)年「新潟県書道協会役員展」が開催され念願の会員展への第一歩が刻まれた。翌年からは「新潟県書道協会秀作展」と改名し「役員展・秀作展」は都合4回開催され実績を積むことができた。それを受け、1983(昭58)年、全会員が自由に出品し展示できる「第1回新潟県書道協会会員展」が開催された。
会員展の足跡
第 1回 1983(昭58)年 7.20~7.24(232点)
第 2回 1984(昭59)年 6.27~7.1(212点)
第 3回 1985(昭60)年 7.9~7.14(245点)
第 4回 1987(昭62)年 8.20~8.24(237点)
第 5回 1988(昭63)年 9.14~9.18(232点)
第 6回 1989(平 1)年 9.14~9.18(232点)
第 7回 1991(平 3)年 3.27~3.31(244点)
第 8回 1992(平 4)年 7.15~7.19(276点)
第 9回 1993(平 5)年 9.29~10.3(303点)
第10回 1994(平 6)年 9.7~9.11(423点)
第11回 1995(平 7)年 7.26~7.30(340点)
第12回 1996(平 8)年 10.9~10.13(354点)
第13回 1997(平 9)年 7.24~7.27(325点)
第14回 1998(平10)年 9.17~9.19(336点)
第15回 2000(平12)年 8.29~9.3(360点)
記念講演会「近・現代の中国書道」(講師:王偉平氏)
第16回 2001(平13)年 7.26~7.29(354点)
併催「上海書法家協会選抜展」/日中対客書会
第17回 2002(平14)年 7.4~7.7(366点)
席上揮毫会
第18回 2003(平15)年 7.31~8.3(360点)
文化講演会「21世紀の書を学ぶ人に」(講師:梅舒適氏)
第19回 2004(平16)年 9.2~9.5(348点)
席上揮毫会
第20回 2005(平17)年 6.23~6.26(425点)
記念講演会「書と碑法帖」(講師:伊藤滋氏)
第21回 2006(平18)年 7.8~7.12(376点)
第22回 2007(平19)年 9.20~9.23(340点)
作品鑑賞会
第23回 2008(平20)年 7.18~7.21(356点)
併催「水滴・水盂展」/作品鑑賞会
第24回 2009(平21)年 7.17~7.20(343点)
併催「矢立・筆筒・筆架展」/作品鑑賞会
第25回 2010(平22)年 6.24~6.27(347点)
併催「印材の魅力展」/記念講演会「古民具から良寛まで」(講師:冨澤信明氏)
第26回 2011(平23)年 7.21~7.24(311点)
併催「端渓硯展」
第27回 2012(平24)年 7.26~7.29(316点)
併催「唐硯展」(端渓硯を除く)
第28回 2013(平25)年 7.19~7.22(319点)
併催「和硯展」/作品鑑賞会
第29回 2014(平26)年 7.25~7.28(298点)
併催「和墨・唐墨展」/作品鑑賞会
第30回 2015(平27)年 7.24~7.28(322点)
併催「先人の書簡展」/記念講演会「手紙の書を楽しむ」(講師:増田孝氏)
第31回 2016(平28)年 7.29~8.1(296点)
併催「近代文化人の書展」(書家を除く)/席上揮毫会
第32回 2017(平29)年 7.22~7.25(302点)
併催「近代文化人の書展」/席上揮毫会
第33回 2018(平30)年 7.27~7.30(310点)
併催「近代の書家・書人展」/作品鑑賞会
第34回 2019(令 1)年 7.26~7.29(294点)
併催「近世以前の書展」/作品鑑賞会
小 品 展 2021(令 3)年 8.27~8.30(192点)
※新潟市民芸術文化会館4階ギャラリーで開催
第35回 2022(令 4)年 7.22~7.25(257点)
併催「先人の書画調和展」/作品を楽しむ/記念講演会「前衛書の魅力と可能性」(講師:宮村弦氏)
第36回 2023(令 5)年 7.21~7.24(233点)
併催「私に関わりのあった先人の書展」/作品を楽しむ会/席上揮毫会
第37回 2024(令 6)年 7. 5~7. 8(235点)
併催「私に関わりのあった先人の書展」パート2/作品を楽しむ会/席上揮毫会/イベント「臨書体験と拓本展示」